駆け足になっているのは試験が近いから焦っている証拠だったり。
今まで怠けていたしっぺ返しをくらっているということ。
●デジタル変調とか
変調とは搬送波に画像や音声信号を重畳させて送信すること。
受信後に復調させることで中身を取り出すことができるみたい。
複数の信号を伝送する場合や、無線伝送する場合などに効果的。
それでその変調方式だけどいくつかやり方がある。
ちなみにアナログ変調とデジタル変調と大きく分けられ、
今から紹介するのはデジタル変調の範囲内のこと。
●●ASK変調
搬送波の振幅を変化することで変調を行う。一番簡単な変調方式。
デジタル信号の1を「振幅が高く、周波数が高い状態」。
0を「全く振幅しない。つまり振動もしない状態」の二つに分ける二値ASK変調。
またデータを二ビットにまとめてその値を搬送波と乗算する四値ASK変調も生成できる。
多分デジタル変調に的を絞っているから二値ASK変調だけでいい気がするのは僕だけ?
簡単に作れる反面、誤り率が多く移動受信の伝送に適さない。ちなみに映画「タイタニック」
ではこれで通信を行っていた場面があるとかないとか。
●●FSK変調
ASK変調は「一定の閾値をもうけて0または1を判断する」というデジタル伝送とはいささか相性が悪い。
それはASKが値に対して振幅を変えているからであるためである。
それなら振幅は残して、振幅以外のものを変えればいいのではという発想で生まれたのがFSK変調。
これは搬送波の振幅を残したままその周波数を変化させることでデジタル信号を変調している。
伝送速度が上がるにつれて占有帯域幅(特定の値だと判断できる周波数の範囲みたいな奴)が
広がってしまうため高速通信には不向きだけど、最大の特徴である「変調後の振幅が一定」ということが
ASKにはできなかった移動受信にも適している。
●●PSK変調
搬送波の移送を変化させる。つまり伝送するデータの1,0を1V、-1Vに対応し、
この信号と搬送波との乗算により変調波を生成する。
今言ったものは1,0の信号を二つに分け、変調しているのでBPSKと呼ばれている。
BはバイナリのBだったりする。
この変調方式はバイナリでは使われない。一番多く使われているのは90度ごとに
位相を変換するQPSK方式。回路は複雑になるものの一度に遅れる情報量が
多くなるみたい。
QPSKはPHS、CSデジタル放送などに利用され、これをさらに分割した8PSKという
ものもあり、それはBSデジタル放送に利用されている。
変調に関してはこんなもん。
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