暇だから新都社で何か始めようかとか
温泉行きたいだとか考えていたけど
とりあえずこれ。
アナログテレビの通信方式についてはこのまえ
ざっとやったけど今度はデジタルテレビについて。
大まかな知識を列挙していくだけ
●デジタル伝送
デジタルテレビ放送の伝送としてデジタル信号の
伝送概念があるのだけどざっと二つに分けられる。
ベースバンド伝送と変復調伝送の二つだったりする。
●●ベースバンド伝送
デジタル信号をそのまま伝送する伝送方式。
簡単な構造で実現できるが、雑音に弱いため長距離の伝送には
不向きらしい。
そのため帯域制限を行う必要があるようで、その適切な帯域制限を決める
基準となる物をナイキスト基準と呼ぶ。
デジタル信号は0と1の数値の羅列であるので、その凹凸波が
歪んでゆくと伝送劣化だと見られる。
ナイキスト基準はある程度歪んでいても、その0と1が判別できるぐらいがちょうどよさそうだ。
とまぁ、ベースバンド伝送はこうやるがデジタル信号を変調して転送する事もある
変復調方式というみたい。
手持ちのあれによると高い周波数を持つ搬送波に画像や音声信号を重ね、転送。
受信後に復調する。
アナログ変調とデジタル変調に分けられ、デジタル変調の方式にも
さまざまな方式があるが長くなりそうだからとばす。
これの前に誤り訂正についてちょっと説明。
●誤り訂正
デジタル伝送では雑音などの理由で受信側に正しい信号が送られない可能性がある。
つまり11101という信号をおくったつもりなのに受信側では10101となっている可能性
がないとは言い切れない。それを訂正できるように様々な仕組みがある。
●●パリティチェック
送信側にチェックビットというビットを一つだけもうける。
デジタル伝送なので110と送信したかったらその末尾に0か1をつけるという具合に。
送信する情報量がきまっているとして、その場合1、または0の数が
違ってくる。前の例だったら1は二個で0は一個。もっと言うと1は偶数個で0は奇数個。
このときに送信側と受信側で「送信する信号の1の数は偶数個にしてほしい」と
約束しておく事にする。このとき別に奇数個でも0の数を基準にしてもいい。と思う。
上の例なら110ともう1の数は偶数個なので末尾には0をつけ1100を伝送する。
さてと、かりに雑音が混じり1100が1000などと変わり、その信号を受信側が見たら
どうする?1の数が奇数個になっているので送られてきた信号は間違っていると判断できるのである。
これがパリティチェック。
だけど上の方法は「誤りだと分かる」事はできても「どこが誤りか」までは判断できない。
それど偶然2カ所が反転したら終わりである。
●●多数決判定
伝送する信号の1ビットごとの区切りを3ビットに分割する。
110なら111、111、000といったようにしてそれを伝送する。
仮にその3ビットの区切りのうち一つが反転したとしても他の二つを参考にすれば
誤りに気づける。ついでにいうと誤りを訂正できる訳である。
当たり前だが送る情報量が増えたので転送制限というものを犠牲にしている。
●●リードソロモン符号
データをある長さのブロックに区切り、ブロックごとにチェックビットを
付加して誤りを訂正。パリティチェックの応用みたいな感じか?
RS(204,188)と表記すると1ブロック204バイトのうち情報データあが188バイトで
チェックビットが16バイト分あるということになる。
パリティチェックと違い誤り訂正が可能だ。
ランダムや誤りや、バースト誤り(短期間に集中して発生する誤り)の訂正に適しているから
デジタル伝送にも用いられ、畳み込み符号と併用して
外符号(伝送路に関して暗号化順序の外側にあたる)として用いられる。
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