今回は画像通信方式について。
簡単に調べてみた。だんだんと話がややこしくなっているようなきもするが
きにしないきにしない。
●画像通信方式
前回から撮像装置で画像情報を映像信号に変換することは分かった。
それをお茶の間まで伝送させるにはそれなりのやり方がある。
情報圧縮とかいう技術も絡んでくるのですが今回はそれはパス。
なんだか複雑な気がするから。
画像通信というのはさまざまな機械にみられるが、とりあえずここではテレビに
的を絞る。撮像装置も撮像管を使っていると思っていてね。
●映像信号の周波数
しつこいようだが映像信号とは画像を光電変換して得られる電気信号であって、
読み込む画像によってはそれの周波数に差がある。手持ちの資料だとえー、
斑模様になればなるほど周波数が高くなるみたい。
んでこれ以上高くならない周波数を最高周波数と呼ぶみたいだが、
それの算出は省略。フレーム数を30とし、走査線数を525、アス比を3/4
として計算すると4.2MHZから6.1MHZになるらしい。ばらつきが出るのは
撮像管の電子ビームによって解像度が低下するのを考慮に入れているため。
んでその映像信号だが、テレビにおいて、伝送する方式に違いがみられる。
全部一緒にすればええのにとか思う。
●●NTSC方式
1953年にアメリカのRCA社が開発。白黒テレビとカラーテレビの互換性を
持たせるために2:1インターレースを使っている。
つまりどういうことかというと画面の一こまの走査線のうち、
一フレームに対して、偶数列しか走査せず、偶数列だけど伝送する。
そして次のフレームでは奇数列しか走査せず、奇数列だけを伝送する。
それを交互に行う。そうすることで単純に考えても半分の走査数ですませられるということ。
こういうことをしてもいいの?って思うかもしれないけどしていいのは人間の目の特製上
問題がないから。
昔になるけど走査線を水泳競技場のコースに例え、偶数コースのみ水泳選手が泳ぐことによって
テレビの画像は実は黒い縞々が走っているということを説明するCMがあった。
NTSC方式はアメリカ、カナダ、日本などで採用されている。
ただ約30フレームというのが一時間当たりに約3.5秒の遅れを招くことになり、
いちいちフレームを間引かなくてはいけないという欠点もアル。
●●PAL方式
走査線ごとに位相を切り替えているのが特徴。625本の走査線と
毎秒約25フレームでNTSC方式よりも画質が綺麗だという特徴もある。
フレーム数が落ちているのは伝送するデータ量が大きくなってしまったから。
●●SECAM方式
NTSCが白黒テレビとの互換性を残しているのに比べSECAMは開発から
カラーテレビ向けの方式。
色信号を重畳するのに工夫を凝らしていて、色副搬送周波数をFM変調
してゆがみを減らしている。
今日はこのへんにしといてやろう
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