これから訪れる氷河期について
一番準備が滞っている部分は「僕がその氷河期を受け入れる姿勢を築いていない」
ことにある。
まぁ哲学的なことを意味なく述べたことで、久しぶりの更新。
まぁ言いたいことなんてないのですけど。
あるとしたらタイトルに関連する昔の話について。
昔、といってもかなり昔。僕がまだ因数分解もできないようなくらいの昔。
そのころは国語の試験、特に記述問題って嫌いでしたね。
この場面における登場人物の心情を述べよとかいう問題はとくに。
僕の想像通りに書けばいいのかと錯覚させられそうで、
実際は答えが一つにしか定まっていない理不尽さが子供のときはあんまり理解できなかったなぁ。
それはそれとしてその記述問題を解くについて、最低限守らなければならない
ルールについてちょっとした心構えを話したり。といってもその当時の教師の受け売りなのだけど。
例えばグレープフルーツとオレンジが僕の目の前にあったとして、そのどちらが
好物かを告白しなければならないとき。
僕がオレンジが好きという前提で考えると返答の種類は大きく分けて二つあります。
「オレンジが好き」と直接に言う場合と
「グレープフルーツが嫌い」と婉曲に言う場合です。
どちらも間違ってはいないのですが、より適切な答えを求めるとたぶん前者でしょうね。
後者は何がいけないのか?
グレープフルーツが嫌いというのは分かります。ですが肝心の好物は?
結局何が好きなんだよという疑問が残るよね?
後者の話はグレープフルーツとオレンジという二つの選択肢しかないという前提でしか
妥当ではない答えということが分かります。
つまり記述問題において、否定形で結論を述べるのは正解かもしれないという
場所にしかたどり着けない。消極的にとらえると間違っているかもしれない問いということになります。
少なくとも完全な正解にはならない。
それを国語教師はグレープフルーツ問題とかいってました。
でも何でグレープフルーツなんだろうね?まぁいいや。
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